実施設計という段階では、基本設計で決めた間取りをもとにより具体的な計画にしていきます。材料や仕様などの細部を検討して、見積りや工事に使うための詳細な図面を作図します。
Design Process | 実施設計 〜 各種申請
11. 実施設計スタート
12. コンサルタントの業務が本格化
実施設計では、構造設計者や設備設計者などのコンサルタントの業務が本格化します。当たり前のようにみえる構造や設備でも工夫できるところは沢山あるので、コンサルタントとの打ち合わせは密に行います
13. 細かい仕様を決定
仕上げ、設備機器、家具、取手に至るまで、サンプルなどを使いながら打合せを行い、使い勝手や仕様をどんどん決めていきます。
気になる材料を一緒にショールームへ探しにいくこともあります。
14. 大きさなどもチェック
お風呂やキッチンなど特に使い勝手が気になる場所は入念に議論していきます。
時には原寸で簡易な模型をつくって確認することもあります。
15. 見積用図面の完成
いよいよ実施設計も大詰めです。見積図を取りまとめる段階になります。
繁忙期のあとは休暇をとるなど、スタッフにはメリハリのある労働の実践をお願いしています。
16. 施工会社探しと見積書の比較検討
施工会社(工務店)によって注力するポイントが多様なため、工務店選びはとても大切です。敷地のある地域で安定した実力をもつ工務店を探すべく、実績の調査や地元の設計士などにヒアリングし、可能性のある候補をリストアップしご提案します。施主の方々と議論しながら選定した2〜3社の施工会社に見積用図面をに送り、1ヶ月ほどかけて見積書をつくってもらいます。各社の見積が出揃った段階で見積り金額が予算からオーバーしていた場合、各施工会社と個別に減額を交渉したり、減額案を作成したりしながら工事金額を調整し、工事金額と施工会社の確定をしていきます。
実際にお会いいただく機会をつくるなど、納得のいく施工会社選びをサポートしていきます。減額案の作成では、どの部分にどのぐらい予算をかけるかの優先順位を検討いただくことになります。
17. 各種申請書の提出
見積金額の確定の後、確認申請の手続きを進めます。確認申請図書などの必要書類を作成し、各種法令に適合しているかどうかを審査機関に審査いただきます。
各種申請手数料は別途です。建物種別、規模などによって費用が異なります。施主の要望やスケジュール等を勘案し、申請先をご提案します。
コンサルタントとの打合せは主に私たちで行います。