屋根研究

20240306

駅近くにある八百屋さんです。小道を挟んで片側は野菜を、反対側は精肉・鮮魚などの生鮮食品を取り扱っていますが、見てのとおり屋根を道に架け渡すことで小道を含めて一体的な、一つの八百屋さんのようになっています。小道の奥にあるお店に行くためにはこの不思議な、まるで八百屋の中の通路を通ることになるわけです。日頃から寛容で自由な場所だなと思っていたら、雨の日にはバス停の屋根の下まではみ出して、そこで袋詰めをやっていました。この状況が受け入れられているまちの雰囲気を大切にしていきたいものです。

(杉並区/東京都)

#masakimusashi

Written by