屋根研究

20220107

広さを要する卸売市場では大きな屋根をかけることで直射日光を遮り、水平に開口を作ることで作業に必要な明るさと風を得ています。大屋根の下には山積みになった青果物の箱や買い付けに来た人々、パレットを運ぶターレーから自動車まで様々なものが存在しており、アクティビティの量に対してゆったりとつくられた空間によってそれぞれが余裕を持って存在している様子に独特の開放感を感じます。

(成田市公設地方卸売市場・成田市/千葉県)

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