ねれる公共
中野坂上駅周辺はヒューマンスケールを逸脱したビルとそれに伴う公開空地によって冗長な空間が広がっていますが、この場所は街路とのレベル差の設け方や樹木の配置、段差による空間の分節などによって、周囲の冗長さに回収されない、それでいて公開空地の広さを活かした伸びやかな空間が作られています。日曜日の午後になると全体的にのんびりとした空気が充満し、ねころがる人の姿が見られました。
(AcrossCityNakanosakaue公開空地(プレイスメディア ランドスケープデザイン設計組織)/東京都)