屋根研究

20230315

電車の窓からとらえた農家の様子です。背後に山を抱えた敷地にふさわしく、勾配方向を地形に合わせたさまざまなプロポーションの屋根が、蔵も母屋もヒエラルキーなく連なって、ひとつの民家を形成しています。緩やかにカーブする道の先に破風の妻面が唯一設けられていることで、入り口の存在を際立たせる効果を生んでいます。

(JR八高線越生駅付近/埼玉県)

#koheiyoneyama

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