サインシステム計画学

20130930

公共的で規模が大きくなるとサインは単にグラフィックとしての問題だけでなく、どこにどのようなサインがあるかが空間の居心地に直結してしまうため、建築設計と同じようにサインシステムにも時間をかけて検討をしています。本書は歴史編と理論編の2部で構成され、歴史編では東京オリンピック→万博→空港→国鉄の順に、サインシステムが必要となった経緯と実践内容が記載され、理論編ではサインの意味から快適性や機能性といった計画論が記載されており、サインシステムを計画する上で読むべき1冊だと思います。

出版年月日:2013.9.30
出版:鹿島出版会
著者:赤瀬達三

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