ズレてる支援

20151031

福祉の現場に長年携わる方々でさえ、正しいと思って続けていたことが実は誤解の上に成り立っていたという、支援に内在するズレに対する苦悩や葛藤とその実践が紹介されています。筆者が言う、「支援はそもそもズレている」ということを前提として考えた場合に、我々設計者は福祉施設の設計に際し、どのような空間や場所の提案ができるのか。つくり込み過ぎず、利用者の活動に適した場所の構造化に対応できる冗長性のある空間とはどういったものなのかを考えるきっかけとなった本です。

出版年月日:2015.10.31
出版:生活書院
著者:寺本晃久、岡部耕典、末永弘、岩橋誠治

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